改訂新版 世界大百科事典 「藤原成範」の意味・わかりやすい解説
藤原成範 (ふじわらのしげのり)
生没年:1135-87(保延1-文治3)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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(木村真美子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
…平安末期の成立。著者は藤原成範(しげのり)(1135‐87)と言われる。王朝人に親しまれた〈楊貴妃〉〈反魂香〉〈王昭君〉〈呂太后〉〈張文成〉などの故事を,漢文訓読調の直訳ではなく,情趣豊かな和文に翻訳,和歌を配して王朝物語風に仕立てたもので,教訓的口吻,仏教的色彩,伝奇への興味も見られるが,全体として主情的で,翻訳文学の先駆とされる。…
※「藤原成範」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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