定遍(読み)じょうへん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定遍」の解説

定遍 じょうへん

1133-1186* 平安時代後期の僧。
長承2年生まれ。真言宗忍辱山(にんにくせん)定遍方の祖。仁和寺(にんなじ)尊寿院の寛遍(かんぺん)に灌頂(かんじょう)をうける。東寺長者,東大寺別当,仁和寺別当などをつとめ,文治(ぶんじ)元年の東大寺大仏開眼供養では導師をつとめた。文治元年12月18日死去。53歳。通称は大納言僧正,尊寿院僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android