すべて 

宛行い状(読み)あておこないじょう

精選版 日本国語大辞典 「宛行い状」の意味・読み・例文・類語

あておこない‐じょうあておこなひジャウ【宛行状・充行状】

  1. 〘 名詞 〙 中世荘園制の下において、土地財物権利などを譲与する旨を記した証文。また、武家家臣に土地または年貢(ねんぐ)などの知行を給与する時に出す文書をいう。あてがいじょう。あてぶみ。あてじょう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞
すべて 

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android