宝島寺(読み)ほうとうじ

日本歴史地名大系 「宝島寺」の解説

宝島寺
ほうとうじ

[現在地名]倉敷市連島町矢柄

連島町矢柄つらじまちようやがら南部の丘陵裾に位置する。矢上山と号し、真言宗御室派。本尊は十一面観音。西国巡礼札所の二四番目。寺伝によれば貞観一一年(八六九)聖宝の開基という。寛保元年(一七四一)住職となり中興とする寂厳の「宝島寺記」(寺蔵)や「備中巡礼略記」によると中世は矢柄山と号し、寛延元年(一七四八)矢上山に復したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む