宝薗寺(読み)ほうおんじ

日本歴史地名大系 「宝薗寺」の解説

宝薗寺
ほうおんじ

[現在地名]八郷町小幡

真言宗豊山派、鹿遊山釈迦院と号し、本尊聖観音創建の時期は不明であるが、初めは天台宗報恩寺と称し、開山実勝。建武年間(一三三四―三八)に真言宗に改宗し、享徳二年(一四五三)一月二〇日の「三宝院方伝法秘密許可作法聞書并許可口決」奥書(六蔵寺蔵)に「於常陸国北郡小幡報恩寺神賀御本以書畢」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android