デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実導」の解説 実導 じつどう 1309-1388 鎌倉-南北朝時代の僧。延慶(えんきょう)2年生まれ。藤原為信の子。比叡(ひえい)山で顕密二教をおさめ,のち京都西山の浄土宗三鈷(さんこ)寺の示導(じどう)にまなび,戒をうける。三鈷寺の住職となり,教学振興につとめた。嘉慶(かきょう)2=元中5年11月11日死去。80歳。京都出身。字(あざな)は仁空,静山。諡号(しごう)は円応和尚。著作に「西山上人縁起」「論義鈔」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例