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三鈷寺 サンコジ

デジタル大辞泉の解説

さんこ‐じ【三鈷寺】

京都市西京区にある西山宗の本山。承保元年(1074)天台宗の僧源算の創建で、北尾往生院と称したのに始まる。のち、法然の弟子証空のとき念仏道場とし、現在の名に改めた。

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百科事典マイペディアの解説

三鈷寺【さんごじ】

京都市西京(にしきょう)区にある天台宗の寺。本尊仏眼明妃座像画幅。11世紀に義峰(よしみね)寺と同じく源算(げんさん)が開創,往生(おうじょう)院といった。慈円(じえん)に譲られた後,建保(1213年―1219年)ころ西山(せいざん)上人証空(しょうくう)が入寺し,嵯峨(さが)天皇の勅願所となり,三鈷寺と改め不断如法念仏(ふだんにょほうねんぶつ)道場とした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三鈷寺
さんこじ

京都市西京区大原野石作町にある西山(せいざん)宗の本山。本尊は金身(こんしん)不動尊。1074年(承保1)天台宗の源算(げんさん)が善峯寺(よしみねでら)の北西に創建し、北尾往生院(おうじょういん)と名づけたのに始まる。第3世に慈円(じえん)が入寺しているが、本格的な発展は浄土宗西山派の祖証空(しょうくう)が第4世を継いでからである。証空は寺名を三鈷寺と改め、不断念仏会などの浄土の教えを広めた。1335年(建武2)勅命により天台・真言・律・浄土の四宗兼学の道場となって栄えたが、応仁(おうにん)の乱で諸堂や子院などが消滅。証空の滅後、その遺骸(いがい)を納めたことと、弟子たちが三鈷寺独特の戒律を継承したこともあって、浄土宗西山派となったが、現在は西山宗本山である。[石上善應]

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