コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三鈷寺 サンコジ

3件 の用語解説(三鈷寺の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

さんこ‐じ【三鈷寺】

京都市西京区にある西山宗の本山。承保元年(1074)天台宗の僧源算の創建で、北尾往生院と称したのに始まる。のち、法然の弟子証空のとき念仏道場とし、現在の名に改めた。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

三鈷寺【さんごじ】

京都市西京(にしきょう)区にある天台宗の寺。本尊仏眼明妃座像画幅。11世紀に義峰(よしみね)寺と同じく源算(げんさん)が開創,往生(おうじょう)院といった。慈円(じえん)に譲られた後,建保(1213年―1219年)ころ西山(せいざん)上人証空(しょうくう)が入寺し,嵯峨(さが)天皇の勅願所となり,三鈷寺と改め不断如法念仏(ふだんにょほうねんぶつ)道場とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三鈷寺
さんこじ

京都市西京区大原野石作町にある西山(せいざん)宗の本山。本尊は金身(こんしん)不動尊。1074年(承保1)天台宗の源算(げんさん)が善峯寺(よしみねでら)の北西に創建し、北尾往生院(おうじょういん)と名づけたのに始まる。第3世に慈円(じえん)が入寺しているが、本格的な発展は浄土宗西山派の祖証空(しょうくう)が第4世を継いでからである。証空は寺名を三鈷寺と改め、不断念仏会などの浄土の教えを広めた。1335年(建武2)勅命により天台・真言・律・浄土の四宗兼学の道場となって栄えたが、応仁(おうにん)の乱で諸堂や子院などが消滅。証空の滅後、その遺骸(いがい)を納めたことと、弟子たちが三鈷寺独特の戒律を継承したこともあって、浄土宗西山派となったが、現在は西山宗本山である。[石上善應]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

三鈷寺の関連キーワード孝暢常楽寺西京区善峰寺来迎院勝持寺深大寺双林寺花の寺天台寺

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone