20世紀日本人名事典 「宮井進一」の解説 宮井 進一ミヤイ シンイチ 大正・昭和期の社会運動家 生年明治33(1900)年2月12日 没年昭和42(1967)年3月30日 出生地和歌山市 学歴〔年〕早稲田大学商学部 経歴大正10年建設者同盟に加入し、12年の早大軍事教練反対闘争で活躍。15年日農香川連合会書記となり、同年共産党に入党。昭和2年の土器村小作争議で検挙され懲役10カ月に処せられた。3年の3.15事件でも検挙され懲役5年に処せられた。出獄後は農業に従事しつつ全農の再建をはかる。13年人民戦線事件で検挙され10カ月間拘留、16年の日米開戦で又も拘束された。戦後は香川県の農民組合と共産党の再建に尽力し、共産党香川県委員長などを歴任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮井進一」の解説 宮井進一 みやい-しんいち 1900-1967 大正-昭和時代の農民運動家。明治33年2月12日生まれ。早大でまなぶ。大正15年日本農民組合香川県連書記となり,農民の組織化と小作争議の指導にあたる。同年共産党に入党。三・一五事件,人民戦線事件などで検挙。戦後は共産党香川県委員長などをつとめた。昭和42年3月30日死去。67歳。和歌山県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by