宮島誠一郎(読み)ミヤジマ セイイチロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「宮島誠一郎」の解説

宮島 誠一郎
ミヤジマ セイイチロウ


肩書
貴院議員(勅選)

別名
幼名=熊蔵 号=栗香 養浩堂

生年月日
天保9年7月6日(1838年)

出生地
出羽国米沢(山形県)

経歴
明治元年戊辰の役に奥羽諸藩の対官軍戦争防止に奔走。3年新政府の待詔院出仕、4年左院小議官儀制課長、10年修史館御用掛、17年参議官補、22年宮内省爵位局主事を経て、29年勅選貴院議員。晩年は中国問題に力を入れた。著書に「戊辰日記」「国憲編纂起源」「養浩堂詩鈔」などがある。

受賞
勲四等

没年月日
明治44年3月15日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮島誠一郎」の解説

宮島誠一郎 みやじま-せいいちろう

1838-1911 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)9年7月生まれ。出羽(でわ)米沢藩(山形県)藩士。戊辰(ぼしん)戦争のとき,藩命により雲井竜雄らと京都で和平工作にあたる。維新後は新政府につとめ,宮内省爵位局主事をへて貴族院議員遺著に「戊辰日記」など。明治44年3月15日死去。74歳。号は栗香,養浩堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む