宮戸八幡宮(読み)みやとはちまんぐう

日本歴史地名大系 「宮戸八幡宮」の解説

宮戸八幡宮
みやとはちまんぐう

[現在地名]上関町大字祝島

いわい島の東北部、船着場の近くに鎮座祭神は応神天皇を主神として歴代天皇の木像を配祀する。旧郷社。

社伝によれば仁安三年(一一六八)一一月、石清水いわしみず八幡宮(現京都府八幡市)の分霊を守友平助が奉祀、棟札によると永禄四年(一五六一)神殿、万治元年(一六五八)拝殿建立、寛文六年(一六六六)神殿、元禄七年(一六九四)拝殿、さらに宝暦三年(一七五三)に神殿を再建、天明三年(一七八三)に拝殿の再建を行っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 入船 出船 神事

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android