宮本新田(読み)みやもとしんでん

日本歴史地名大系 「宮本新田」の解説

宮本新田
みやもとしんでん

[現在地名]頸城村宮本新田

北江きたえ用水に沿い、用水上に北方きたかた新田がある。正保元年(一六四四)に開発がなったおおぶけ新田のうち。正保国絵図に宮本村とあり、高一二七石余。明暦元年(一六五五)中谷内なかやち新田の開発がなった時にも高七石二斗余が開かれた(平石家文書)。天和三年郷帳によれば高二一二石四斗余であった。同郷帳の蓮浄寺本では、うち高五三石四斗余が無役高とある。

宮本新田
みやもとしんでん

[現在地名]浦和市見沼みぬま

三室みむろ村と同村新田の間に位置し、見沼新田の中にある。享保一三年(一七二八)新田開発に際しては三室村持添の地であったが、その後分村したという(風土記稿)天保郷帳に村名がみえ、高三一三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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