宮牆(読み)きゅうしょう

精選版 日本国語大辞典 「宮牆」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しょう‥シャウ【宮牆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「牆」は土で築いたかき、ついじ ) 宮室周囲にめぐらしたかき。
    1. [初出の実例]「宮牆四面道内、不物」(出典:真俗交談記(1191))
    2. [その他の文献]〔論語‐子張〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宮牆」の読み・字形・画数・意味

【宮牆】きゆうしよう(しやう)

家の垣、塀。〔論語、子張〕(こ)れを宮牆に譬ふれば、~夫子の牆は數仞、其の門を得て入らざれば、宗の美、百官の富を見ず。

字通「宮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android