宮田辰次(読み)みやた たつじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮田辰次」の解説

宮田辰次 みやた-たつじ

1797-1869 江戸時代後期の園芸家。
寛政9年生まれ。阿波(あわ)坂本村(徳島県勝浦町)の商人。行商先の紀伊(きい)から温州(うんしゅう)ミカン接ぎ穂をもちかえり,柑子(こうじ)に接ぎ木して栽培に成功。のち栽培農家がふえ,勝浦ミカンとして知られ,同地の特産品となった。明治2年7月20日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android