家ノ下遺跡(読み)いえのしたいせき

日本歴史地名大系 「家ノ下遺跡」の解説

家ノ下遺跡
いえのしたいせき

[現在地名]飛騨市宮川町林

宮川町みやがわちようはやし地区の宮川により開析された河岸段丘上に所在する。縄文時代後期・晩期を中心とした遺跡で、平成二年(一九九〇)と同六年に調査されている。

第一次調査・第二次調査あわせて、配石遺構四八基・炉跡一基・石囲炉五基・土壙一四六基・埋納土器一基を確認。配石遺構のなかには環状に配置されるものや石棺墓と考えられるものがあり、土壙のうち環状に配置される土壙群が二ヵ所で確認されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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