容裔(読み)ようえい

精選版 日本国語大辞典 「容裔」の意味・読み・例文・類語

よう‐えい【容裔】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 船や車が進んでいくさま。
    1. [初出の実例]「木葉蕭踈雲繚繞、蘭橈容裔水淪」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・初冬遊泛西河〈大江佐国〉)
    2. [その他の文献]〔張衡‐南都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「容裔」の読み・字形・画数・意味

【容裔】ようえい

ゆれる。うつくしい。ゆるやか。魏・曹植〔洛神の賦〕六、儼(げん)として其れ首を齊(ひと)しうし雲車の容裔たるに載(の)る。

字通「容」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android