…制度としては,平安時代なかばにはすでに衰退していた古代駅制にならって,鎌倉幕府が京都との連絡の便を目的として東海道の要所に宿駅を定め,使者や公物の確実な逓送のための人馬を常備したのにはじまる。鎌倉幕府はあわせて臨時職として宿次過書奉行(しゆくつぎかしよぶぎよう)を任命し,宿次の設備や人馬を利用するには奉行が発行する過所(書)を携行することが必要とされた。この職は室町幕府の職制では常置職となり,江戸時代には,いわゆる過書船の支配にあたった京都の宿次過書奉行に職名がうけつがれた。…
※「宿次過書奉行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...