宿野原伍佰町(読み)すくのはらごひやくちよう

日本歴史地名大系 「宿野原伍佰町」の解説

宿野原伍佰町
すくのはらごひやくちよう

大安寺伽藍縁起并流記資財帳(奈良市正暦寺蔵)に、天武天皇二年に奈良大安寺に勅施入された「墾田地玖佰参拾弐町」のうち

<資料は省略されています>

の名がみえる。この五〇〇町という面積は「伊勢国陸佰陸拾弐町」の八割以上であり、同年寄進された墾田地全体の五割以上を占めた。そのため、当時すでに開発されていたのはわずかに三〇町であった。右の四至地名を比定すると、「東鴨社」は現丹生川上にゆうがわかみの式内かも神社である。「南坂河」は源太げんた川、「北丹生河」はあお川に比定でき、「西山」は正法寺しようほうじ山ないしさらに西の山のことと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む