寄宿学校(読み)きしゅくがっこう

精選版 日本国語大辞典 「寄宿学校」の意味・読み・例文・類語

きしゅく‐がっこう‥ガクカウ【寄宿学校】

  1. 〘 名詞 〙 児童生徒寄宿舎に収容し、教師指導監督もと共同生活をさせる学校集団生活を通じて得られる教育効果を重視したもので、日本では旧制高校全寮制をとり自治精神を養おうとしたのが代表的で、現在は海外在留者の子弟のための高校、一部の私立学校などが寄宿制になっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の寄宿学校の言及

【オペレッタ】より

…彼の作品はウィーン,ベルリン,ロンドンで上演され,おのおのの郷土劇と結合し新しい展開をみせる。ウィーンではまずズッペが《寄宿学校》(1860)でウィーン風オペレッタの基礎を開き,J.シュトラウスの《こうもり》(1874)と《ジプシー男爵》(1885)によって黄金時代を迎える。洗練された題材,舞踏(とくにワルツ)と高度な音楽技法の駆使によってW.R.ワーグナーの楽劇に対抗する人気を博した。…

※「寄宿学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android