寄岩村(読み)よりいわむら

日本歴史地名大系 「寄岩村」の解説

寄岩村
よりいわむら

[現在地名]只見町寄岩

蒲生がもう村の北東に位置し、集落只見川右岸わしくら(九一八メートル)の麓にある。この付近一帯は豪雪地帯で、積雪時には屋根の軒よりも高く雪が積り、民家は穴を掘って街道に通じていた。

文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「よろ岩 七十九石九斗四升」とある。慶長二年(一五九七)の藤三郎倉入在々高物成帳(福島県史)では「寄岩」とみえ同高で、免三ツ六分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android