富士浅間宮(読み)ふじせんげんぐう

日本歴史地名大系 「富士浅間宮」の解説

富士浅間宮
ふじせんげんぐう

[現在地名]袋井市国本 不入斗

油山ゆさん寺から延びる尾根南端の浅間山に鎮座する。祭神は木花咲耶姫。旧郷社。社記によれば、坂上田村麻呂が東征のおり、富士浅間の御霊を勧請したと伝える。建武二年(一三三五)一一月一〇日、足利直義から「富士不入斗」が富士浅間社(富士山本宮浅間大社)に寄進されており(「足利直義寄進状」大宮司富士家文書)、当地はこの頃には富士浅間社の信仰圏に含まれ、当宮が祀られていたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む