富士見台遺跡(読み)ふじみだいいせき

日本歴史地名大系 「富士見台遺跡」の解説

富士見台遺跡
ふじみだいいせき

[現在地名]中野区弥生町五丁目

神田川と善福寺ぜんぷくじ川との合流点から約四〇〇メートル下流の右岸、神田川に開析された幡ヶ谷はたがや台地北端の標高三八メートルほどに立地する。北側は斜面で、約八メートル下には神田川が形成した低地があり、対岸に中野台地が広がる。都立富士高校の改築工事に伴い、昭和六三年(一九八八)に調査が実施された。旧石器時代・縄文時代・古墳時代が中心で、近世痕跡もある。旧石器時代は立川ローム期に四つの文化層がみられ、三万五千年前から一万八千年前くらいにかけて人々が、土坑や礫群などの遺構とともに石器・礫・炭化材を残している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 後期

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む