デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富村勘右衛門」の解説 富村勘右衛門(4代) とみむら-かんえもん ?-1725 江戸時代中期の貿易商。肥前有田(佐賀県)の陶磁器商人。手代の嬉野(うれしの)次郎左衛門,平戸の今津屋長右衛門と有田焼のインドへの密輸出をおこなう。享保(きょうほう)10年両人の逮捕を知り,5月20日切腹したという。しかし,次郎左衛門らは勘右衛門とは関係なく,朝鮮人参の密貿易で捕らえられたとの説もある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by