富永守国(読み)とみなが もりくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永守国」の解説

富永守国 とみなが-もりくに

1842-1876 幕末-明治時代尊攘(そんじょう)運動家,神職
天保(てんぽう)13年生まれ。肥後(熊本県)の人。林桜園にまなび,文久年間に親兵として京都で活動。維新後,熊本県鹿本郡の正院厳島(しよういんいつくしま)神社祠官。明治9年敬神党(神風連)の乱で参謀格としてたたかうが敗れ,同年10月28日自刃(じじん)。35歳。通称は万喜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android