富田八郎(読み)トミタ ハチロウ

20世紀日本人名事典 「富田八郎」の解説

富田 八郎
トミタ ハチロウ

明治〜昭和期の実業家 衆院議員(政友会);滋賀県酒造組合初代会長。



生年
明治9年10月4日(1876年)

没年
昭和22(1947)年11月29日

出身地
滋賀県

旧姓(旧名)
松島

学歴〔年〕
東京専門学校卒

経歴
松島家に生まれ、のち富田忠利の養子となり酒造業を継ぐ。滋賀県酒造組合を設立し初代会長に就任。伊香病院の設立、木之本実科高等女学校の創立、木之本‐海津間25キロメートルの湖岸道路建設などに尽力した。木之本町長を経て、昭和3年衆院議員(政友会)に当選1回。また伊香相救社理事・社長、江北銀行頭取のほか、木之本製糸、滋賀県農工銀行、滋賀県合同貯蓄銀行、江州日日新聞社の各取締役などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田八郎」の解説

富田八郎 とみた-はちろう

1876-1947 明治-昭和時代前期の政治家
明治9年10月4日生まれ。富田忠利の養子となり酒造業をつぐ。滋賀県酒造組合を設立し初代会長。伊香(いか)病院の設立,木之本実科高女の創立,木之本-海津(かいづ)間25kmの湖岸道路建設につくした。木之本町長をへて昭和3年衆議院議員(政友会)。昭和22年11月29日死去。72歳。滋賀県出身。旧姓は松島。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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