寒木(読み)かんぼく

精選版 日本国語大辞典 「寒木」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぼく【寒木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 落葉して枝ばかりになった樹木。冬枯れの木。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「嗟呼煖寒木於大智之日。涙変蒼柏之煙。霑朽壌於甘露之泉。手播白蓮之種」(出典本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)
  3. ( 冬になっても枯れない木の意から ) 節操が堅固であることのたとえ。〔陸機‐演連珠〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む