寛仁大度(読み)カンジンタイド

デジタル大辞泉 「寛仁大度」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐たいど〔クワンジン‐〕【寛仁大度】

寛大で情け深く、度量の大きいこと。

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精選版 日本国語大辞典 「寛仁大度」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐たいどクヮンジン‥【寛仁大度】

  1. 〘 名詞 〙 寛大で、慈悲深く、度量の大きいこと。
    1. [初出の実例]「殿下寛仁大度、博施済衆」(出典:天柱集(1348頃)与伯耆殿書)
    2. 「曹阿瞞は、小器(き)なる者にて、寛仁大度にもなふて」(出典:三体詩素隠抄(1622)二)

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四字熟語を知る辞典 「寛仁大度」の解説

寛仁大度

心が広くて、慈悲深く、度量の大きいこと。

[活用] ―な。

[使用例] 彼らの命を救った忠直卿の寛仁大度に、感激したためであろう[菊池寛忠直卿行状記|1918]

[使用例] 先生も、年配者らしい寛仁大度で、向き合っていて下さい。でないと、何も言えなくなる[尾崎一雄*すみっこ|1955]

[解説] 「寛仁」は寛大で慈悲深いこと、「大度」は心が広く、度量が大きいこと。

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