寝過ごす(読み)ネスゴス

デジタル大辞泉 「寝過ごす」の意味・読み・例文・類語

ね‐すご・す【寝過ごす】

[動サ五(四)]起きる予定時刻が過ぎても寝ている。「―・して遅刻する」
[類語]寝過ぎる惰眠寝忘れる寝坊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寝過ごす」の意味・読み・例文・類語

ね‐すご・す【寝過】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 起きる予定の時刻が過ぎても寝ている。よけい寝て予定の時刻に遅れる。また、度をこして寝る。ねすぎる。ねすぐす。
    1. [初出の実例]「昼などおのづからねすこし給ふ折」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)思はぬ方にとまりする少将)
    2. 「客は思ひしより寝過(ネスゴ)して、朝遅く目を覚せしに」(出典:宝の山(1891)〈川上眉山発端)

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