デジタル大辞泉 「審美」の意味・読み・例文・類語 しん‐び【審美】 自然や美術などのもつ本当の美しさを的確に見極めること。また、美の本質・現象を研究すること。「文芸の造詣あるものと―の鑑識あるものとのみ」〈魯庵・「破垣」に就て〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「審美」の意味・読み・例文・類語 しん‐び【審美】 〘 名詞 〙 美を識別すること。美醜をみきわめ、美の本質を明らかにすること。[初出の実例]「大森氏が文学歴史的眼睛を審美の光なきやうに云ひしは偏頗なり」(出典:外山正一氏の画論を再評して諸家の駁説に旁及す(1890)〈森鴎外〉序)審美の補助注記「美を審(つまびらか)にする」が字義であり、明治時代に、「審美学」という語の広まりによって一般化したものと考えられる。→「しんびがく(審美学)」の語誌 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例