寺家町(読み)じけまち

日本歴史地名大系 「寺家町」の解説

寺家町
じけまち

[現在地名]加古川市加古川町寺家町かこがわちようじけまち

印南いなみ郡加古川村の東に位置する。中央部を東西に山陽道が通る。加古川村とともに加古川宿を形成(→加古川宿。慶長国絵図に町名がみえる。正保郷帳によれば田方二二七石余・畑方五一石余。天保郷帳では高四五五石余。中谷家は加古川宿の本陣を勤めていたが、蚕種座の座元でもあった(加古川市誌)。文政三年(一八二〇)には油手絞人四名がいた(「菜種不正売買取締りにつき願書」荒木本家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android