寺山新田(読み)てらやましんでん

日本歴史地名大系 「寺山新田」の解説

寺山新田
てらやましんでん

[現在地名]新潟市寺山・材木(ざいもく)町・豊(ゆたか)一―二丁目

東は逢谷内(おうやち)新田、西は上木戸(かみきど)村に接し、砂丘列上に立地。草分とされる寺山家の過去帳によると、元久年間(一二〇四―〇六)祇法院という者が、紀伊国那智山から源氏の守護本尊不動尊とともに一五人を伴って来越し一堂を建立、翌年蒲原郡本山(当地という)に移転して中法院と号し、式内社とされる河渡(こうど)新田の大形(おおがた)神社の別当を四代続いてつとめたという。近世の開発は、天正一〇年(一五八二)信州海津(かいづ)城(現長野県長野市)落城後来越したという貝津氏、元禄(一六八八―一七〇四)の頃、加賀国から来越したという小森氏らによるとされる。寛永一六年(一六三九)の横越島絵図(青木正昭氏蔵)に村名がみえ、正保国絵図では高九九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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