寺石口留番所跡(読み)てらいしくちどめばんしよあと

日本歴史地名大系 「寺石口留番所跡」の解説

寺石口留番所跡
てらいしくちどめばんしよあと

[現在地名]津南町上郷寺石

信濃川対岸川東の宮野原(みやのはら)村の口留番所とともに信越国境に設置された。川西の信州道に設けられていた。天保一二年(一八四一)の宮野原・寺石両口留番所通船改方願(嶋田初枝氏蔵)によると、上杉謙信によって設けられたと伝え、番所役は庄屋が勤めたとある。寛文八年(一六六八)の取締条目(石沢高能氏蔵)は高田藩郡奉行大門与兵衛から出されており、油荏や蝋・漆・蝋実・米・大豆などはいっさい移出を禁じるなど、一〇ヵ条にわたる。近世後期には魚沼郡特産の縮布の通過もあり、運上金が課せられていたため、反数を確認して脱税品を監視した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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