日本歴史地名大系 「寺石村」の解説 寺石村てらいしむら 新潟県:中魚沼郡津南町寺石村[現在地名]津南町上郷寺石(かみごうてらいし)信濃川左岸にある。西は天水(あまみず)山(一〇八八メートル)の稜線で信濃国と境する。北は旧頸城(くびき)郡境近くに山伏(やまぶし)山(九〇三メートル)があり、山麓から足滝(あしだき)川がほぼ南流して信濃川に注ぐ。東は外丸(とまる)村、南の信濃川対岸は宮野原(みやのはら)村・子種(こたね)新田・大井平(おおいだいら)村。集落は信濃川に並行して走る信州道沿いに下流から足滝・寺石・羽倉(はくら)、羽倉の背後に越手(こして)、足滝の背後に穴山(あなやま)があり、これらを総称して羽倉郷ともいい、検地帳類にその名をとどめる。天保郷帳によれば、かつては寺石村・穴山村・羽倉村・足滝村の四ヵ村であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by