対称座標法(読み)たいしょうざひょうほう(その他表記)method of symmetrical coordinates

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対称座標法」の意味・わかりやすい解説

対称座標法
たいしょうざひょうほう
method of symmetrical coordinates

大きさが等しく,位相が 120°ずつずれている正弦波三相交流電圧電流対称であるといい,非対称な三相電圧・電流を対称な成分に分解する方法が,対称座標法である。通常,同一の大きさ,位相 (したがって単相) をもつ零相分,原電圧・電流と同じ位相順をもつ対称三相の正相分,逆の位相順をもつ対称三相の逆相分の3成分に分解される。同様な方法は,一般に非対称 n相交流にも適用できる。対称分に分解しておくと,回路中の電圧,電流,電力などの計算上便利なことが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む