デジタル大辞泉 「寿く」の意味・読み・例文・類語 こと‐ぶ・く【▽寿く】 [動カ五(四)]《「ことほぐ」の音変化》喜びを言う。祝う。「安らけく治まる御代の太平を―・いてましたが」〈魯庵・社会百面相〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寿く」の意味・読み・例文・類語 こと‐ぶ・く【寿】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「ことほぐ(寿)」の変化した語 )① 祝いを言う。よろこびを言う。また、祝う。祝福する。ことほぐ。[初出の実例]「同行に語れば、皆ことぶきあへり」(出典:筑紫道記(1480))② 結婚する。[初出の実例]「御本妻を祝言(コトブ)き給ふ事は、御とどまり遊ばすか、といへば」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例