日本歴史地名大系 「専光寺跡」の解説 専光寺跡せんこうじあと 福井県:坂井郡芦原町角屋村専光寺跡[現在地名]芦原町角屋 専光寺角屋(すみや)の南、字専光寺にあった寺。現存しない。坂井(さかい)郡春近(はるちか)郷松木(まつき)村(現福井県春江町)の輪興(りんこう)寺願明が、高田専修(たかだせんじゆ)寺三世顕智の教化によって真宗に改宗、専光寺と改号。のちに当地に移り、新郷松木の専光寺とよび、越前高田派の中心的寺院となった。寛正六年(一四六五)七月日の延暦寺三塔役者達交名(一身田専修寺文書)に延暦寺西塔雑掌として「新郷専光寺」がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by