名跡(読み)ミョウセキ

精選版 日本国語大辞典の解説

みょう‐せき ミャウ‥【名跡】

〘名〙 名字の跡目。また、それを受け継ぐこと。転じて、名を残すこと。後世に残した名。
※上杉家文書‐(年未詳)(室町)四月八日・大熊政秀書状「蜷川方名跡之儀、被仰越候、誰にても被御覧計候者、於其上可致被露候」
※浮世草子・新御伽婢子(1683)六「此子生長して名跡(メウセキ)を継て今に有とぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の名跡の言及

【歌舞伎】より

…芸名は幼名にはじまり,あたかも出世魚のごとく一定の段階を踏んで次々と改められていく例が多い。そのほとんどの名前(名跡(みようせき))は世襲で,実子,養子,兄弟,実力のある高弟などによって襲名される。役者は年齢的にも,芸の実力や人気の面でも成長したと認められたとき,あるいは父の急死によって後継者の成長が待望されるときなどに,一段上の芸名をつぐ。…

※「名跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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