専当法師(読み)セントウホウシ

デジタル大辞泉 「専当法師」の意味・読み・例文・類語

せんとう‐ほうし〔センタウホフシ〕【専当法師】

専当2」に同じ。
「その寺の―、これを見て善心を起こして」〈宇治拾遺・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「専当法師」の意味・読み・例文・類語

せんとう‐ほうしセンタウホフシ【専当法師】

  1. 〘 名詞 〙 寺院僧職一つ下級雑事を担当する。
    1. [初出の実例]「別当之僧専当其事、但住僧夾名、専当法師等簡定牒僧綱行」(出典類聚三代格‐二・承和三年(836)五月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android