専恣(読み)センシ

デジタル大辞泉 「専恣」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【専恣/×擅恣】

ほしいままにすること。わがまま。勝手気まま。
「其非横―を憤り、民心漸くつ」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「専恣」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【専恣・擅恣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ほしいままにすること。また、そのさま。わがまま。きまま。専横放恣
    1. [初出の実例]「臣夙憤武臣専恣」(出典日本外史(1827)六)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐氾論訓〕

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普及版 字通 「専恣」の読み・字形・画数・意味

【専恣】せんし

わがまま。〔漢書、外戚下、孝哀傅皇后伝〕定陶の共王太后、孔侯晏と同心合謀、恩に背き本をれ、專恣不軌にして、至號を同じうす。~(はいぎやく)無なり。

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