デジタル大辞泉 「射手座A*」の意味・読み・例文・類語 いてざ‐エースター【射手座A*】 射手座の銀河系中心方向に位置する、強い電波を出している電波源。電波のほか、赤外線・X線を放射し、超大質量ブラックホールが存在すると考えられている。周囲を公転する恒星の固有運動の観測から、太陽の約400万倍の質量をもつと見積もられている。サジタリウスA*(Sgr A*)。[補説]ドイツのR=ゲンツェル、米国のA=ゲッズは、この銀河系中心の重力源がブラックホールであることを明らかにした業績により、2020年にノーベル物理学賞を受賞した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例