将棋頭(読み)しょうぎがしら

精選版 日本国語大辞典 「将棋頭」の意味・読み・例文・類語

しょうぎ‐がしらシャウギ‥【将棋頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 将棋の駒の頭のような形をしているところから ) 「てんがい(天蓋)」の異称
  3. 陣形一つ大将をとり巻き、その前方に一・二・三陣を配置したもので、敵の追討ちに備える陣形。
    1. [初出の実例]「三やう備定、七ケ条の事〈略〉第三 五百づつの備三つ、しゃうぎかしらに立て、合て千五百」(出典:甲陽軍鑑末書(17C前か)九品)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

国指定史跡ガイド 「将棋頭」の解説

しょうぎがしら【将棋頭】


⇒御勅使川旧堤防〈将棋頭-石積出〉(みだいがわきゅうていぼう)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android