小中王子神社(読み)おなかおうじじんじや

日本歴史地名大系 「小中王子神社」の解説

小中王子神社
おなかおうじじんじや

[現在地名]日高町小中 王子

旧村社。祭神国常立くにのとこたち命・伊弉諾いざなぎ命・伊弉冊いざなみ命・天照あまてらす大神瓊瓊杵ににぎ命・ひめ大神。社伝によると、景行天皇八年に勧請、そのとき社家として白井家の祖市作なる者が近江国から来たという。文禄四年(一五九五)白井家が類火にかかり焼失した折、記録類をすべて失ったと伝える。社殿はもと現在地の下段にあったが、宝永五年(一七〇八)現在地に移した(日高郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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