小乗教(読み)しょうじょうきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小乗教」の意味・わかりやすい解説

小乗教
しょうじょうきょう

華厳宗事実上教祖である法蔵は,釈尊一代説法を,浅いものから深いものへと,『華厳経』を最高のものとして5種に分類したが,その第1。すなわち,いわゆる小乗の人に対し説いた四諦十二因縁などを中心とする『阿含経』などの教えをいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android