ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小人伝説」の意味・わかりやすい解説 小人伝説こびとでんせつ 異常に小さなからだの,想像上の人間に関する伝説で,多くは民間伝承のうちに創出されたもの。日本においては「一寸法師」「親指太郎」「すねこたんぽこ」などの説話にもなっているが,世界の諸民族の間で伝えられているものは,精霊,霊童,あるいは霊魂が小人の姿になって現れ,人々に幸福や不幸をもたらすとされるものが多い。またヨーロッパなどでは,異郷を旅行した者が語り伝える物語などにも,そうした小人の国の話があり,説話にもなっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by