小仁田村(読み)こにたむら

日本歴史地名大系 「小仁田村」の解説

小仁田村
こにたむら

[現在地名]水上町小仁田

高日向たかひなた村の北西寺間てらま村の北に位置。高日向村との境をなす利根川銚子ちようし橋が架かり、北方川上かわかみ村との境の栗生くりう沢に清水しみず峠越往還の栗生橋が架かる。寛文郷帳では田方一二石余・畑方三一石余、沼田藩領。寛文三年(一六六三)真田領村高書上控では高一九五石余。宝永元年(一七〇四)沼田領村々石高書上では高七五石余(うち二六石川役人引)、反別は田方三町三反余・畑方一七町九反余。当村および川上村・谷川たにがわ村の三村を小仁田組といい、享保一六年(一七三一)の小仁田組明細帳控(小仁田区有文書)は三村分一括して一冊に仕立てられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android