小其塚村(読み)おそのづかむら

日本歴史地名大系 「小其塚村」の解説

小其塚村
おそのづかむら

[現在地名]高畠町小其塚

蛇口じやくち村の南、鬼面おもの川右岸に位置し、一帯肥沃な水田地帯である。館後たてじり上屋敷かみやしき中屋敷の小字名があるが館主に関する伝えはない。天文七年(一五三八)の段銭古帳に上長井庄の「おその塚」と「下おその塚」がみえ、段銭は一〇貫四三〇文と二貫五〇〇文。同二二年の晴宗公采地下賜録によれば「をそのつかの内、山きしふん、きり田七千かり、もちそへのはたけ」が宮崎弥七郎に、「をそのつかの内、ミたか在け」が山路三郎右衛門に、「をそのつかの内、かた在け」が山岸けいちやう丸・同なかとのむすめに与えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む