小勝村(読み)おがちむら

日本歴史地名大系 「小勝村」の解説

小勝村
おがちむら

[現在地名]七会村小勝

村のほとんどが山地で、わずかに中央部の低地水田と集落があり、低地には西から北東へ藤井ふじい川が流れる。北西塩子しおご村。上古内かみふるうち(現東茨城郡常北町)からの日光街道が塩子村へ通じ、上宿かみじゆく下宿などの地字がある。中世は那珂郡の塩籠しおご庄に属し、永享年間(一四二九―四一)以後佐竹氏領、江戸時代に水戸藩領となり、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に村高八六五石余と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android