日本歴史地名大系 「小勝村」の解説 小勝村おがちむら 茨城県:西茨城郡七会村小勝村[現在地名]七会村小勝村のほとんどが山地で、わずかに中央部の低地に水田と集落があり、低地には西から北東へ藤井(ふじい)川が流れる。北西は塩子(しおご)村。上古内(かみふるうち)村(現東茨城郡常北町)からの日光街道が塩子村へ通じ、上宿(かみじゆく)・下宿などの地字がある。中世は那珂郡の塩籠(しおご)庄に属し、永享年間(一四二九―四一)以後佐竹氏領、江戸時代に水戸藩領となり、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に村高八六五石余と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by