日本歴史地名大系 「小原南村・小原北村」の解説 小原南村・小原北村おばらみなみむら・おばらきたむら 岡山県:久米郡中央町小原南村・小原北村[現在地名]中央町小原(おばら)現中央町中央部南端にあり、原田東(はらだひがし)村・新城(しんじよう)村の南に小原北村、その南に小原南村が並ぶ。東は金堀(かなぼり)村、南は山之城(やまのじよう)村(現久米南町)、西は西幸(さいこう)村。村全体が小高い地にあるが、耕地は多い。もと小原村で、元禄二年(一六八九)から同一〇年の間に分村したと思われ、明治五年(一八七二)再び合併して小原村となる。正保郷帳では小原村とあり、田方三二三石余・畑方九八石余。元禄一〇年の美作国郡村高辻帳の小原村の改出高八一石余・開高四六石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報