デジタル大辞泉 「小史」の意味・読み・例文・類語 しょう‐し〔セウ‐〕【小史】 1 簡単にまとめた歴史。略史。「日本開化小史」2 作家などが自分の筆名・雅号の下につける語。「紅葉小史」3 中国、周代の官職で、書き役。書記。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「小史」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しセウ‥【小史】 〘 名詞 〙① 古代中国の周の官職で、書き役。記録する係。書記。〔周札‐春官・小史〕② 簡単な歴史。また、簡潔に書かれた歴史書。[初出の実例]「泰西文明の東漸せる情勢と其学術技芸を伝へたる志士の国家に対する事跡とを討尋して、一部の小史を編せんことを期し」(出典:文明東漸史(1884)〈藤田茂吉〉自序)③ 自分の雅号などの下に付けることば。「鏡花小史」④ =しょうし(少史) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の小史の言及 【マハーバンサ】より …インド・スリランカ古代史の研究史料としての価値は高い。なお,マハーセーナの時代以後のスリランカの歴史が,《チューラバンサCūḷavaṃsa(小史)》の名のもとに引き続きパーリ語で数回編まれ,イギリスの植民地となった1815年におよんでいる。《小史》を含め全体を《マハーバンサ》と呼ぶこともある。… ※「小史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by