小喝食(読み)こかっしき

精選版 日本国語大辞典 「小喝食」の意味・読み・例文・類語

こ‐かっしき【小喝食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年若い喝食僧。禅寺で、食事を給仕することにたずさわった。
    1. [初出の実例]「小喝食が茶碗を打破て云ことは」(出典:足利本論語抄(16C)雍也第六)
  3. 能面一つ。若い喝食をあらわす面。前髪がやや小さく、「東岸居士」「自然居士」「花月」などに用いる。→喝食。〔八帖花伝書(1573‐92)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android