小喝食(読み)こかっしき

精選版 日本国語大辞典 「小喝食」の意味・読み・例文・類語

こ‐かっしき【小喝食】

〘名〙
① 年若い喝食僧。禅寺で、食事を給仕することにたずさわった。
※足利本論語抄(16C)雍也第六「小喝食が茶碗打破て云ことは」
能面一つ。若い喝食をあらわす面。前髪がやや小さく、「東岸居士」「自然居士」「花月」などに用いる。→喝食。〔八帖花伝書(1573‐92)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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