小坂武雄(読み)コサカ タケオ

20世紀日本人名事典 「小坂武雄」の解説

小坂 武雄
コサカ タケオ

大正・昭和期の新聞人,実業家 信濃毎日新聞社長;元・衆院議員。



生年
明治28(1895)年1月23日

没年
昭和46(1971)年10月26日

出生地
長野県

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔大正8年〕卒

経歴
古河商事に勤めたが、大正13年兄順造の信濃毎日新聞に転じ常務、昭和4年兄の社長辞職により社長代行、17年県下の新聞を統合して社長となった。戦後公職追放となったが、26年会長となり34年には漢字テレタイプを導入し、新聞製作の機械化を進めた。この間、17〜20年衆院議員。また信濃放送顧問、長野放送取締役、長野商工会議所会頭などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小坂武雄」の解説

小坂武雄 こさか-たけお

1895-1971 大正-昭和時代の新聞経営者。
明治28年1月23日生まれ。大正13年兄小坂順造の経営する信濃(しなの)毎日新聞社にはいる。昭和17年社長,衆議院議員(日本進歩党)。戦後も28年ふたたび社長につき,積極経営で同社を発展させた。長野商工会議所会頭などを歴任。昭和46年10月26日死去。76歳。長野県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android